野村財団「2027年度上期 美術部門助成」|若手芸術家育成・国際交流に最大100万円、10月30日締切
2027年度上期に実施する美術企画への助成
公益財団法人野村財団は「2027年度上期 芸術文化助成」の美術部門について申請を受け付けています。若手芸術家の育成を目的とした活動と、美術・芸術文化の国際交流を目的とした活動が対象です。予定事業期間は2027年4月1日から9月30日。申請受付は2026年10月1日9時から10月30日17時まで(日本時間)となっています。締切後に届いた申請は受け付けられないため、余裕を持って財団の専用申請システムで手続きを完了してください。
個人・団体、国内・海外で別々の区分
美術部門の活動助成金には、団体の国内実施、団体の海外実施、個人の国内実施、個人の海外実施の4区分があります。さらに、個人向け奨学助成金の区分も案内されています。団体とは公益法人やNPO等に限らず、規定を満たす2人以上のグループも含み得ます。個人は申請者本人が実施・使用する企画を対象とします。助成対象事業の実施場所と申請主体により、登録するマイページや応募区分を正しく選ぶことが重要です。
美術部門の助成上限は1件100万円
財団は企画の規模・内容等を審査し、1件あたりの助成額を100万円以内で決定します。すべての申請に100万円が交付される制度ではありません。また、他の助成・協賛を受けていても、野村財団の助成と併用可能であることが募集要項に明記されています。予算に既に予定されている助成・協賛があれば、財源を透明に整理してください。
若手美術家の育成と国際文化交流
たとえば若手美術家の育成を目的とする展覧会・研修・シンポジウムや、海外の創作者との交流事業などが対象の方向性です。ただし、単なる物販や個人の作品販売の費用、すべての一般的な映像制作が自動的に採択されるわけではありません。具体的に活動が財団の助成目的と適合するか、予算や収支計画を示せるか、公開性や継続的な育成効果を説明できるかを申請書に記載する必要があります。
野村財団と助成事業の歩み
野村財団は芸術文化・社会科学などの分野において助成事業を実施する公益財団法人です。美術と音楽の双方に区分を設け、若手芸術家の育成や国際交流を支援してきました。公式サイトには2026年度下期の採択決定と助成先一覧、過去の助成実績、選考委員や応募方法が公開されています。なお音楽部門の個人助成は別の応募区分となるため、今回紹介する美術部門とは区別してください。
メール・FAXや持参では申請不可
財団は2026年度下期助成から申請方法を変更し、申請者が個人または団体用のマイページを取得して、Webフォームへ直接入力する方式を採用しています。原則としてメール・FAX・持参による申請は受け付けません。出版を含む場合は出版社等の見積書をPDFでアップロードするなど、企画内容により追加書類があります。作品集等の現物資料を任意提出する場合の郵送方法は、別途正式な指示に従う必要があります。
申請前に確認するポイント
2027年4~9月の実施時期に収まるか、申請者が個人か団体か、実施場所が日本国内か海外かを先に決めます。マイページで選んだ応募区分に合う活動計画、実施者の実績、費用と財源、期待する育成・交流成果を準備してください。締切は2026年10月30日(金)17時(日本標準時)。締切直前はアクセス集中のおそれがあると財団は注意を促しています。
正式な募集要項と申請方法
野村財団:芸術文化助成・2027年度上期募集情報
野村財団:美術部門/個人国内活動助成の募集要項
野村財団:美術部門/団体国内活動助成の募集要項
本文は財団の公式資料に基づく概要です。マイページの手続き、対象経費や提出書類は選択する区分の最新要項でご確認ください。情報確認日:2026年10月20日。

