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PLATEAU AWARD 2026:3D都市モデル活用のゲーム・映像・アプリ作品募集、11月19日締切

musicassociatio
10月17日
読了時間: 6分

国土交通省のProject PLATEAUが、3D都市モデルを使ったアプリケーション、ゲーム、映像、Webサービス、都市課題の解決提案などを募る「PLATEAU AWARD 2026」の本エントリーを受け付けている。応募締切は2026年11月19日(木)23時59分。プログラマーだけでなく、CGアーティスト、ゲーム開発者、XRクリエイター、デザイナー、研究者、学生、自治体関係者などに開かれている。既存のPLATEAUデータと自分の発想を組み合わせ、都市の新しい見せ方や使い方を提案する公募だ。

まず「PLATEAUの3D都市モデルを使うこと」が基本条件

PLATEAUは日本各地の建物、地形、都市空間などをデジタルな3Dデータとして利用できるようにする国土交通省のプロジェクトである。今回のAWARDでは、その公開3D都市モデルを実際に活用していることが重要だ。単に都会を背景にしたCG映像や、どこかの市街地を模したゲームを制作しただけでは要件を満たすとは限らない。使用した都市モデルのデータや、作品内でどのような役割を果たしたかを説明できる必要がある。

例えば、都市を使った探索ゲーム、現実の街と架空の出来事を重ねる映像表現、災害や移動を分かりやすく伝えるシミュレーション、都市計画を体験できるインタラクティブ作品などが検討対象になる。技術の新しさだけでなく、どのような体験を提供するか、映像やUI・UXが伝えたい内容と結びついているかも重要になる。

2つの応募部門の違い

「一般部門」は、PLATEAUデータを利用したアプリ、Webサービス、ゲーム、映像、コンテンツ、その他の体験・サービスなどを対象とする。完成済みのサービスから開発途上のプロトタイプ、発想を形にしている段階の作品まで幅広く扱うが、一次審査の段階では実際の動作などを示せる形が求められる。映像作品を出す場合は、応募締切までに3分以内の動画を用意する必要がある。

「自治体共創部門」は、都市の現場にある具体的な課題を定義し、3D都市モデルを活用する解決策を考える部門である。こちらは完成アプリや動作する試作品を必須としていない。応募時には課題の背景、状況分析、必要となる協力体制、解決へのアプローチを整理した「課題定義書」を提出する。純粋な映像・ゲーム作品とは審査の観点が違うため、どちらに応募するべきか最初に決めたい。

応募資格:年齢・人数の制限なし、海外からも応募可能

主催者のFAQによると、個人、企業、教育機関、研究機関、行政機関、その他の団体のチームなどが応募でき、人数や年齢の上限は設けられていない。未成年者は保護者の同意が必要と案内されている。海外在住者も応募できる一方、応募手続き、審査のやりとり、発表等は原則日本語で行われ、日程は日本時間で進行する。この点は国際応募を検討する人にとって重要だ。

過去にハッカソンで披露した作品、インターネットで公開したプロジェクト、既に社会実装を始めたソフトウェア等も条件を満たせば応募対象になる。関連イベントやハッカソンへの参加は必須ではない。ゼロから作り直す必要があると考える前に、手元の制作物がPLATEAUの活用という要件に合致するかを確認してみよう。

プレエントリーと本エントリーは別の手続き

応募を検討する人向けの「プレエントリー」は11月6日(金)まで受付予定だ。登録者には3D都市モデルの活用や開発に関する支援、関連イベントの案内などが提供されるが、プレエントリーだけではAWARDの審査対象にはならない。本番の応募は11月19日23時59分までに各部門の「本エントリー」を済ませる必要がある。プレエントリーの有無にかかわらず本エントリーは可能だ。

応募は無料である。ただし、作品制作費、通信費、審査会・表彰式への参加費用などが本人負担となる可能性はある。賞や支援の内容は部門ごとに異なり、入賞者・採択事業に限られる。公募に応募するだけで制作費が受け取れる制度ではないので、制作予算と時間は自己管理しておこう。

一般部門で準備する資料

一般部門では、応募フォームの入力、作品を説明するプレゼンテーション用PDF、動作や表現内容を示す3分以内の動画URL等を準備する。審査では「PLATEAUの3D都市モデルをどう使ったか」「アイデアの独自性」「UI・UX・デザイン」「技術」「実用性」などが検討される。映像制作に力を入れる人も、技術表現だけでなく、都市データを使った必然性が伝わる資料を作ることが大切だ。

動画の冒頭で対象となる都市とPLATEAUデータの利用箇所を明示し、その後に作品の体験、操作、ストーリーや社会的意義を示すと、初見の審査員に内容を理解してもらいやすい。アプリやゲームの場合は操作や動作環境が分かる記録を、映像作品の場合は3D都市モデルが全体の主たる要素として活かされていることを確認したい。作品の完成度だけが評価基準ではないが、応募締切後に必要な資料を初めて作ろうとすると日程が厳しくなる。

審査日程:12月の一次審査、2027年2月の最終審査

本エントリー締切は11月19日(木)23時59分。一般部門の一次審査は2026年12月5日(土)・6日(日)のオンラインプレゼンテーションで、通過作品は2027年1月中に公表される見込みである。最終審査会・表彰式は2027年2月27日(土)に予定されている。一般部門では対象の審査・発表に参加できることが必要となる。

自治体共創部門では、12月の審査は提出した課題定義書をもとに実施され、一般部門と同じオンラインプレゼンへの参加は原則不要と説明されている。ただし、採択された場合は2月27日の最終審査会・表彰式への参加が求められる。参加前に主催者のFAQで各部門の条件を再確認しよう。

著作権・オープンデータ利用条件の確認

PLATEAUのデータ以外に、地図、写真、音楽、CGアセット、ソフトウェア、オープンソースライブラリ等を用いた場合は、その出典やライセンスを整理しておく必要がある。公式FAQは、第三者が知的財産権を保有する素材が作品に含まれる場合、その出典とライセンスを記入するよう求めている。生成AIによる映像や画像を混ぜる場合も、入力素材と出力物の権利や商用利用条件を確認しておくべきだ。

3Dデータに含まれる建物等を利用する場合は、データを加工した過程と成果物に使った範囲が分かるよう記録しておこう。個人や施設に関わる情報を重ねる作品では、プライバシーや安全性に配慮する必要もある。アイデアがユニークであることと、適法・安全に公開できることは別の問題だ。

公式ページと応募方法

各部門の公式応募フォームはPLATEAU AWARD 2026の特設ページから確認できる。国土交通省が提供するFAQには応募資格、海外からの参加、必要な資料、審査形式、ライセンス等の詳しい説明がある。記事の情報確認日は2026年10月17日。提出直前には主催者が公表する最新の募集要項・日時・同意事項を必ず確認してほしい。

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